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2021/04/30

【働き方別で比較】エンジニアの隠れた時給事情を暴露!

エンジニアの時給が知りたい。

エンジニアの時給を上げるには具体的にどうしたら良いの?

エンジニアの時給は実際どのくらいあるのかご存じですか?

本記事では、これからエンジニアへ転職、就職を考えている人に向けて実際の時給相場や時給の上げ方について解説しています。

正直、現在ではエンジニア需要が供給を上回っている状態です。お金面でエンジニアを目指したいと考えた人も多いでしょう。そういった方にとって、本記事は耳よりな情報になること間違いなしです。

エンジニアの時給事情を知っておかないと、就職した後で後悔する可能性もあるので、本記事を読んで今のうちに頭に入れておきましょう。

結論、エンジニアの時給はいくらぐらい?

エンジニアの時給は色々な要素がありますが、平均すると1,500円~2,000円程度です。

年々エンジニアの需要が高まりつつも、まだまだ人手不足という状況なので人材の獲得のために時給単価も変わってきています。エンジニアの時給相場を知っておくことで就職・転職の時の参考になりますよ。

エンジニアといっても職種は多様にあるので、まずは自分がどんな仕事がしたいのかを明確にしてから時給を見るのも良いでしょう。

よくエンジニアは稼げるとイメージされがちです。しかし、本質的にはどれだけ時給が良くなるかは、クライアントにどれだけ価値提供をできたかと密接な関係があります。

その本質を抑えたうえで、以下では時給が高くなる要素について解説していきます。

エンジニアの時給は経験年数で変わる

エンジニアの時給は実務経験の年数とスキルレベルで変わっていきます。

エンジニアに限らずに他の職種でも同じようなことが言えますが、特にエンジニアという職業は日々のスキルアップが欠かせません。20~30代のエンジニアの時給は急成長する傾向が高い一方、40代からは時給の伸びが緩やかになっていきます。

なぜかと言うと、40代である程度の実務経験を積むとマネージャーのポジションに出世するか転職、または独立しなければ時給は一定のままだからです。さらに、エンジニアのスキルだけでは同年代の競合との勝負が出来なくなっていきます。

もし早く時給を上げるなら、どこの企業も人手不足なので人材を獲得するために高時給で募集している企業に転職すると、出世するよりも早く時給が上がります。

エンジニアの時給を雇用形態別に解説

エンジニアといっても雇用形態によって時給は変わってきます。責任の度合いや単価の良い案件に携われる企業なのかもしっかり見ておきましょう。

以下の雇用形態別で実際の時給相場をご紹介します。

  • 正社員
  • 派遣社員
  • アルバイト・パート

正社員

新卒者が正社員として就職した場合の平均時給と年収をご紹介します。

企業の正社員となれば携わる案件のリーダーを任されたりと責任が伴う仕事内容になります。実務経験が2~3年ある人が正社員の場合、時給相場は約1700~2000円になります。

正社員は時給は低くてもボーナスや残業が30~40時間はあるので年収は360~450万円以上であることが多いです。さらに、役職への出世すると役職手当もプラスされるので同じ企業で時給を上げるなら王道でしょう。

派遣社員

派遣社員となると即戦力になる人材かどうかで時給が決定されます。企業の正社員と比較すると職務内容の責任の度合いは下がります。正社員のアシスタントのような立ち位置になるので繁忙期になると残業も20~30時間は発生します。

中途採用の派遣社員の時給は約1600~2500円と少し割高になります。

これは未経験者であっても1500円からスタートする人もいます。

企業の人手不足を埋めるために人件費を使ってでも派遣社員を雇います。派遣社員の場合は派遣元からの社会保障が充実している反面、ボーナスが無いケースもあるので就職する際は給与条件も把握しておくといいでしょう。

アルバイト・パート

エンジニアのアルバイト・パートの時給相場は正社員と派遣社員と比較すると低いです。

アルバイト・パートの時給は約1000~1500円程度になります。

残業はほぼ無いですが、勤務時間によっては社会保障が無い企業もあるので応募する際は雇用条件を見ておくといいでしょう。

エンジニアはアルバイト・パートでも他の職業と比べると時給は高いです。

派遣社員の方が少し高いくらいで仕事内容に差はほとんど無いので自由に時間を決めながら高時給を稼ぐことが出来ます。フルタイムで働けない人や短時間で働きたいという人にはおすすめの雇用形態でしょう。

エンジニアが年収を上げる方法

エンジニアが年収を上げる方法は様々あります。ある程度のスキルが備わっていれば仕事の幅を広げることも可能です。

以下の方法で年収を上げてみるといいでしょう。

  • 経験年数を積み上げる
  • 転職する
  • 残業で稼ぐ
  • ニーズの高いスキルを習得する
  • 副業する(クライアントを複数持つ)

上記の方法で年収を上げている人が年々増加してきています。

企業側もエンジニアの活躍を支援しているくらいエンジニアの需要が高いので参考にしてみるといいでしょう。

経験年数を積み上げる

エンジニアの時給は経験年数や実績によって変わります。

時給を上げてもらうにはエンジニアとして必要なスキルの実務経験が無ければいけないので、何かしらの案件に携わっていたという実績が無ければ評価されにくいです。

1日で習得できるスキルでは無いので、まずはスキルを上げていくことから始めてみるといいでしょう。もしくはマネージャー職への出世を目指すのもありですね。

エンジニアとしての経験年数を積み上げれば、年数ごとに時給単価は基本的に上昇していきます。そのため、達成したい時給単価を意識しつつ、仕事に励んでいきましょう。

転職する

現実的にエンジニアの時給を上げたいなら転職がおすすめです。最近では年収を上げるために当たり前のように転職や独立をするエンジニアが増えてきています。

エンジニア需要が高まっている現在では、実務経験が1年であっても時給単価を上げてもらえることがあるのです。

また、エンジニアとして転職することで様々な分野の開発案件に携わり、より企業から求められる人材になりやすいというメリットもあります。

転職の面接で希望する年収と目標金額を聞かれることがあるので前もって決めておくといいでしょう。

残業で稼ぐ

エンジニアが時給以上に稼げると言われている理由の1つに労働時間が長いという特徴があります。

労働時間が長くなる要因としては、顧客との信頼関係を保つために納期までに案件を成し遂げなければならないことが挙げられます。

少人数のチームで案件に対応していくので、労働時間が長くなるのは仕方が無いと割り切っておくと気持ちが楽になります。

月給の中に見込み残業代が含まれていたりするので、様々な企業の給料条件もしっかり確認しておくといいでしょう。

ニーズが高いスキルを習得する

エンジニアの時給を上げるならニーズが高い案件に携われる仕事がいいでしょう。当然、ニーズが高い案件となると高単価であることが多いです。

例えば、現代のIT業界には欠かせない存在となったAIのプログラム開発に関するプログラミング言語のスキルがあるだけで一般的な案件の単価と比較すると数十倍の差があります。

もちろん実務経験や相応のスキルも必須ですが時給が上がる方法の一つとして考えることは可能です。

今よりも時給アップを求めるなら、早いうちに新しいプログラミング言語など需要のあるスキルを習得しておくと、業務の幅が広がるので周りとの差を付けやすくなります。

副業する

決まった給料だけでは物足りないという場合は副業で収入を上げる方法もあります。企業からもらえる時給は年数が経たないと昇給してもらえないこともあるでしょう。

企業からも副業を支援する制度があるくらい副業が当たり前の時代になってきています。

副業で単価の良い案件を取れれば、本業の時給に大幅にプラスした年収を稼ぐ事も可能です。本業の仕事に支障をきたさない程度の副業ならば、本業で学んだ事を活かして稼ぐという手段もおすすめです。

エンジニアは未経験でも時給が高い!

未経験でもエンジニアの時給は良いということを知っているでしょうか?企業は未経験であってもエンジニアを増やしたいという想いがあります。

未経験でもエンジニアの時給が高い主な理由は以下の2つがあります。

  • 未来のエンジニアへの対価
  • エンジニアを育てたい

最近では文系・理系出身関係なく、エンジニアに採用される人もいます。

もちろん最低限のスキルも必要ですが、文系出身で数学が苦手でもPCソフトの操作が得意であったりすると採用される可能性があります。

未来のエンジニアへの対価

エンジニア業界はまだまだ伸び続けているので未経験からでもエンジニアになりたいという人を求めています。将来的には現役のエンジニアとして活躍してもらいたいという想いの対価として未経験者であっても高時給の企業が多いです。

実務経験が少なくても社内研修が充実している企業も多いので、業務の中でスキルを身に付けながら経験を積み上げる事が可能です。もちろん本人の努力も必要ですが、お金をもらいながらスキルを学べる点はかなり大きいでしょう。

エンジニアを育てたい

企業は若いエンジニアを育てたいという想いがあります。エンジニアの職種にもよりますがエンジニアの平均年齢は40代とまだまだ年齢層が高い傾向があります。若い人材が不足していることはエンジニア業界としても痛手でしょう。

だからこそ未経験からエンジニアになりたいと思っている人を高時給でもいいから欲しいのです。

時給に見合う最低限のスキルは必要ですが、本当に興味があるならスキルを身に付けることは苦にはならないはずです。未経験だからといってイチから細かく教えてもらえる訳では無いので、自ら不明点を調べる意欲のある人でないと厳しいでしょう。

今すぐにエンジニアの時給単価を上げたいなら転職が有利!

エンジニアとしての実務経験が数年ある人で今の時給を上げたいと思うなら出世するよりも転職する方が早いです。

エンジニアの単価をあげるのに転職が手っ取り早い理由は以下の2つです。

  • エンジニアの実務経験がある人の需要が圧倒的に高い
  • 転職の前後で給与制度が違う

一昔前のような年功序列制度を採用している企業が減少している一方で、実力さえあれば同年代の人よりも時給が上がるケースが増加しています。

エンジニアの経験が少なくても時給が上がるチャンスはあるので転職も視野に入れておくといいでしょう。

エンジニアの実務経験がある人の需要が圧倒的に高い

エンジニアの実務経験がある人はかなり転職に有利です。

経験年数にこだわらない企業も多く、1つでもプログラム開発のスキルを持っているだけで好条件の時給を提案してもらえる事があります。

転職となると即戦力が求められるので、イチから教えなくてもある程度のスキルを持っている人が重宝されます。

また、チームで顧客の案件に対応していくので、特にコミュニケーション能力が高い人は企業からも求められる人材となります。

転職の前後で給与制度が違う

エンジニアの時給を上げる方法として1つは社内で出世するという方法が王道と思うかもしれませんが、実は転職した方が早く年収が上がります。

なぜなら、転職する前と後で社内の給与制度が違うからです。

転職前に年収400万円で働いていたのに、転職後に年収が600万円にアップするといったことがしばしば起こります。企業ごとに給与制度がまったく違うので、転職することによって、大幅な収入アップが見込めるというわけです。

まとめ

エンジニアの時給について解説してきましたが、前提としてエンジニアの仕事に興味が無ければ時給を上げることは厳しいでしょう。

確かに転職すると今よりも良い給与条件を提示されることもありますが、仕事以外でも欠かさずに勉強するような人がやはり稼げる割合が高いです。

何回転職しても採用の基準から外れることは無いので、もし今の時給よりも上げたいならば自分が納得するまで転職活動をしてみるといいでしょう。