エンジニアの役職一覧と必要スキル・経験、想定年収、キャリアパスを解説!【2025年最新】
2021/05/05
エンジニアに資格は必要?資格の種類とメリット・デメリットも紹介!

Last Updated on 2025年6月23日 by admin
「エンジニアになるためには資格を勉強すべき?」
「そもそもなぜエンジニアに資格が必要なの?」
エンジニアになるためには資格が本当に必要なのか、気になりますよね。
エンジニア関連の資格はたくさんありますが、資格を取ることのメリットはあるのか、デメリットはあるのかなど、この記事ではエンジニア資格について詳しく説明します。
エンジニアに資格は必要?
エンジニアになるためには、必ず資格が必要というわけではありません。
しかし、エンジニア関連の資格はたくさんあり、資格として認められているので、持っていた方が役に立つことはあります。
そのため、未経験からエンジニアを目指す際には、資格を持つことで就職に有利になったり、実務に役立ったりなどのメリットがあるでしょう。
エンジニアに資格が必要な理由
エンジニアの多くは様々な資格を持っていることが多いです。では、エンジニアが資格を持つ理由は何でしょう。
主に、以下の3つの理由からエンジニアは資格を手に入れます。
資格があると評価されやすい
エンジニアは資格がなくても実務に携われますが、資格があると有利です。エンジニア系の資格を持つことで客観的に評価されやすく、自分が持っているスキルを証明できます。
転職が有利になる
エンジニアを雇うときは、資格があるエンジニアと資格がないエンジニアでは前者の方が即戦力になるでしょう。そのため、エンジニア系の資格があることは、転職に有利になります。
資格が求められる場合
就職や転職をする際に、募集要項で資格が求められることがあります。エンジニアとしてスキルが高くても、資格がないと雇ってもらえない場合があるので、資格があることは就活に有利です。
エンジニアのおすすめ資格7選
エンジニアに役立つおすすめ資格を説明します。エンジニア資格は様々な種類があり、取得することでアピールになるのでおすすめです。
今回は、特におすすめのエンジニア資格7つを紹介していきます。
情報セキュリティスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリストは情報システムの企画や要件定義、開発、運用、保守において情報セキュリティポリシーに準じてセキュリティ機能を開発するための資格です。情報システムの基礎となる部分を整備したり、情報セキュリティ技術のスペシャリストとしてセキュリティ管理をしたりします。
情報セキュリティシステムは合格率13〜15%と難易度が高い試験で、年に4回実施されています。資格を取得した場合は情報セキュリティのプロとして活動ができるので、仕事の幅が広がるでしょう。
ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)が主催がしている資格です。
経済産業大臣が認定する国家試験「情報処理技術者試験」の12ある区分の中の一つであり、ネットワークの固有技術など目的に合った大規模なネットワークシステムを構築・運用できるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す人におすすめの資格です。
共通キャリアフレームワークのレベル4の高度な資格です。ネットワークスペシャリストは春・秋の2回開催されており、情報セキュリティスペシャリスト試験に次ぐ人数なので、企業や受験者からの人気は高いといえるでしょう。
データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストは、データベースは集約、蓄積されたデータを使いやすい形に整理したものであり、これらを的確に管理・整理する能力が求められます。データベーススペシャリストは国家資格の中でも難易度が高く、取得するのが非常に難しいです。
データベーススペシャリストの試験は学歴や年齢を問わず誰でも受けられる試験であり、難易度はレベル4に分類されています。毎年1万人近い人が受ける資格で人気があり、企業に評価されやすいです。
エンベデッドシステムスペシャリスト
エンベデッドシステムスペシャリストは、私たちが日常で利用する家電や車などのあらゆる機器に組み込まれているシステムで、これらの専門家がエンベデッドシステムスペシャリストと呼ばれています。
エンベデッドシステムスペシャリストはシステムエンジニアの一種であり、IoTを含む組込みシステムの開発基盤や構築力、システム全体の設計・構築・製造・評価能力などを認定する資格です。高度な専門知識が問われる国家資格で、取得することでプロジェクトチームを管理する能力まで求められます。
システムアーキテクト
システムアーキテクトは、以前はアプリケーションエンジニアと呼ばれていた国家資格であり、情報システムや組み込みシステムにおけるアーキテクチャーの設計をしたり、システム開発を主導するエンジニアを対象としています。
システムアーキテクトの試験では、情報システムと組み込みシステムに関する専門的な知識が求められます。上級システムエンジニアを目指している人が多く取得する資格です。
基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
エンジニア資格の中でも多くのエンジニアが取得している基本情報技術者試験・応用情報技術者試験。資格の対象者は高度IT人材となるための応用的知識・技術を持ち、高度IT人材としての方向性を確立した者です。
基本情報技術者試験は、基本的知識・技能を持った技術者が対象ですが、応用情報技術者試験は、応用的知識・技能を持った技術者が対象。プログラマーやシステムエンジニアの中でもITに関する経験を積んだ高度な技術者を対象にしています。
オラクルマスター
オラクルマスターは技術を証明する資格であり、民間資格ではあるものの世界共通の規格なので世界的に通用する資格です。オラクルマスターの取得は、データベース系の資格でスキルアップや給料アップを見込みます。
オラクルマスターはオラクル社製品の「Oracle Database」に関する技術を証明する資格であり、Bronze・Silver・Gold・Platinumと4つのレベルがあります。
エンジニア系資格の勉強方法は?
エンジニア系資格はどのように勉強すれば良いのでしょう。資格の勉強方法は次の3つがあります。
スクールに通う
1つ目はスクールに通う方法です。スクールでは知識のある講師から直接教われるので重点的に学んで知識をつけられます。また、転職や就職のサポートもしっかりしており、自分の目標に合わせてカリキュラムで学習できるので、無駄なく知識を取得できます。
通信講座を利用する
通信講座は自分の好きな時間に自分のペースで学習が進められる方法です。カリキュラムが決まっており、教材なども渡されるので、効率よく学習が進められます。また、講座によっては質問などもできるため、分からないことがあるときはいつでも質問が可能です。
独学で勉強する
最後は、独学で勉強する方法です。市販の教材や問題集を使用して勉強します。自分で学習計画を立てる勉強することで、効率よく学習することができ、毎日決まった時間だけ勉強できる人におすすめです。
エンジニア資格のメリット・デメリット
エンジニア資格を取得するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
まずは、メリットを紹介します。
・スキルを証明できる
資格を保有していることは、専門的な知識を持っていることを証明しているので、エンジニアとしてスキルを見せたいときに役に立ちます。エンジニアといっても様々な種類があるので、例えば、情報セキュリティシステムスペシャリストの資格を持っていれば、情報セキュリティー関連の仕事に就くことが有利です。
・待遇面が良くなる
資格を持つことで給料が上がったり、昇進に繋がったり、待遇面で良くなることがあります。企業によっては資格手当や合格報奨金などを用意している場合もあるので、資格の取得が出世に繋がりやすいです。
・転職に有利
エンジニアとして転職するときに有利です。転職をする際はスキルを証明するためにエンジニア経験や資格などが求められますが、資格を持っていることでスキルの証明がしやすくなります。
デメリット
次は、資格取得のデメリットです。エンジニア資格を取得することのデメリットは特にありませんが、唯一挙げられるのが、勉強時間を確保するのが難しいことです。
資格を取得するためには多大な時間がかかります。毎日勉強を続けなければならず、働いている人は時間を捻出するのが難しいでしょう。また、毎日継続させるのも難しいです。
他にも、資格取得には費用がかかるのも大変なポイントとして挙げられます。スクールは何十万単位でかかるので、払うのが難しいです。また、通信講座を利用したり、独学でも参考書や問題集などを揃えるのにお金がかかります。
このように、時間的、経済的な余裕がないと資格の取得が困難になるのが雄一のデメリットです。
まとめ
エンジニアとして仕事をするために資格は必要ないですが、取得することでスキルを証明できるのでメリットは大きいです。
逆に、エンジニア資格を取得することのデメリットはあまりなく、強いて言うならば時間の確保が難しいことや費用がかかることが挙げられます。
近年はエンジニアを志望する人が増えているので、他の人と差別化するためにも資格の取得を目指すと良いでしょう。エンジニア資格を取得することでスキルアップや出世など仕事面で飛躍できます。
エンジニア資格の取得を悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
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